木材、木部の塗装について/外壁塗装・屋根塗装専門店浜松グラフィティー
2020.11.26 (Thu) 更新
こんにちは(^o^)/
浜松市の外壁塗装、屋根塗装専門店グラフィティーです!
外壁塗装をおこなう際、住宅の付帯部にも同時に塗装を施します。
木材が使用される住宅の付帯部と言えば、破風板や鼻隠し、軒天やウッドデッキなどがあります。
天然の木は暖かみのある印象をあたえ、住宅全体に取り入れたり、付帯部など住宅の一部に取り入れられることが多いです。
しかし、金属やコンクリートなどの人間の手で作られた素材とは違い、天然の木を加工して使用される材料ですので、
デメリットも多くそれをしっかりと理解していなくては、正しいメンテナンスはおこなえません。
木部の塗装は鉄部や外壁などと同じ方法ではなく、異なるメンテナンスが必要なのです!
今回のブログでは、木部メンテナンスの注意点をご紹介していきたいと思います(^^)
木部メンテナンスの豆知識!
ご自宅に木部があり、塗り替えの際に木部塗装をご検討されている方は、木材の性質を知っておく必要があります!
そのほかの住宅の部材と異なる木材は、木材独自の性質がありますので、せっかくの外壁塗装工事で失敗しないよう
豆知識を身に着け、塗装工事の打ち合わせに役立てましょう!
■木材はメンテナンスが欠かせない建材
家の外装の大半は、セメントを主成分とした「モルタル」と呼ばれる壁(俗に言う塗り壁)や、「サイディングボード」と呼ばれる釜で焼いたパネルをはめ込むものなどが主流ですが、
- ぬくもりのある家にしたい
- 意匠性が高い家にしたい
という場合には、天然の木で作られた木材は、ぴったりの素材です。
また、外壁全体に木材が使われた家もあれば、
- 軒天
- 破風板
- 鼻隠し
- ウッドデッキ
- 瓦屋根の木部
など、家の一部分のみを木で仕上げるケースもあります。
1.天然素材ゆえの悩みを持つ木材
独自の風合いを持つ天然の木は、人に暖かみを伝える素材ですので、家の全体、もしくは一部に、無垢材などの木材をぜひ取り入れたいという方は後を絶ちません。
しかし、
- 鉄
- 金属
- コンクリート
- セメント(モルタル)
など、人間の手で生み出される素材と違って、木は、生きていた天然の木を加工して使う材料です。
そのため、木材だけが持つデメリットも多くあり、その点をしっかりと理解しておかなければ、メンテナンスに非常にお金がかかってしまったり、数年ですぐに劣化してみっともない外見になってしまったりするといった弊害が起こってしまいます。
木の性質を確認した上で、暖かみのある家の外観を長期間維持するためにも、木材のメンテナンスの大切さを理解しておきましょう。
2.木材の塗装は効果が低い
どのような形で使うにしても、木材は、何も塗装せずに放置してしまうと、紫外線や雨、風、空気中のゴミなどによって徐々に汚れていき、劣化してしまいます。
そのため、木造住宅で、外壁などの外観部分に木材をそのまま使ってしまうと、
- 雨
- 風
- ホコリ
- 太陽光に含まれる紫外線
などが原因で、木材がすぐに腐ってしまいます。
そのため、木材に保護塗料を塗って防腐対策をしたり、定期的に塗替えたりして耐候性を付けておいたりすることは、木材を長持ちさせるためには欠かせない作業です。
しかし、木材で出来た部分(木部)は、塗装するのが非常に難しく、外壁保護機能が10年と言われる塗料を使っても、木部の場合は、3~5年ほどしか保護膜を維持できないケースもあるほどです。木材が付いている場所によっても、環境によっても持ちが大きく違う為、お打ち合わせ時に何なりとご相談下さい。
■木材塗装(木部塗装)で知っておきたいこと
家の木部の塗装を検討している方は、木材の性質を知っておかなければ、せっかくの塗装で失敗してしまう恐れがあります。
他の外壁材とは異なる、木材独自の性質を知って、外壁塗装業者との打ち合わせに役立てましょう。
木は呼吸をしている
木は水分を吸い込んだり吐き出すことで呼吸をし、その呼吸により膨張と伸縮を繰り返します。
木は湿度が高くなりすぎないよう、周りの湿度が高ければ湿度を吸い込み、
木自体に水分が持っていて周りが乾燥しているときは、自身の水分を吐き出し湿度を調整してくれています。
この現象を調湿作用と言い、見た目の穏やかさも人気の一つではありますが
調湿作用を目的として内装材に多く使用されています。
しかし、木はこの調湿作用が原因で膨張と伸縮を繰り返し、外壁塗装の際に障害となるのです。
外壁塗装をおこなうことで「塗膜」を形成し、この塗膜が紫外線や雨風から部材を守ってくれていますが、
木材に塗装を施しても膨張と伸縮により、塗膜の剥がれひび割れを引き起こすのです。
木部塗装の塗膜を長持ちさせるのは難しい
木は調湿作用によって膨張と伸縮を繰り返しますので、木材に塗装して作られた塗膜は長持ちできません。
塗装作業前に下地の処理をしどのくらいしているかによっても持続性は異なりますが、
気を使って下地処理をおこない、腕の良い職人さんが適切な塗装工事を施したとしても、
外壁材であるサイディングやモルタルなどと比較すると、木部塗装の寿命は半分くらいになるでしょう。
使用する塗料によっても耐久性は変わりますが、外壁の塗膜が15年耐久である場合
木部の塗膜は6~8年ほどで、何かしらのトラブルがおこる可能性があります。
塗装工事ではメーカー保証とは別に、業者から「施工箇所に何か不具合が起きたら無償で修理します」
という保証を設けられますが、木部に関しては上記の理由により保証の対象外だったり
対象であってもそもそもの対象期間が短く設定されているケースが多いです。
■木部の塗装に適した塗料の種類
上記のように、独自の性質を持ち、保証の対象外となりやすい木材は、木部に適した塗料を塗ることが非常に重要になります。
木材の塗装には、主に、
- 木目を生かす塗装
- 木目を消してしまう塗装
という、二通りの選択肢があります。
木目を生かす塗装のことを浸透タイプ、含浸タイプ、着色仕上げ、ステインなどと呼び、木目を消してしまう塗装のことは造膜タイプ、被膜タイプ、ペンキ塗装などと呼ばれます。
■木部塗装の基本的な流れ
外壁塗装をするときは、原則として、三度塗りが行われます。
木部を塗装する場合においても、下塗り前に下地調整を行い、仕上げ用塗料を2回塗布する、三度塗りが必要です。
1.下塗り作業
まずは、木部用の下塗り塗料を塗ります。
下塗り材には、上塗り塗料が密着しやすくなる「接着剤」としての効果があるので、塗装後、しっかり乾燥させて丈夫な下地を作っておくことが大切です。
なお、既存塗膜の傷みが激しいときは、塗装前の下地調整が必要になります。
もし、劣化してしまった既存塗膜の下地調整を行わないまま、上から新しく塗装をしても、下地からダメになってしまい、耐久性は期待できません。
2.中塗り、上塗り作業
下塗り塗料が乾燥したら、次に、仕上げ用塗料を使って、中塗り、上塗りという仕上げ塗りを施していきます。
基本的に塗膜が脆くなりやすい木部塗装では、水性シリコン塗料よりも溶剤系のものを上塗り用塗料に使うと、耐久性が高まります。
しかし、溶剤系塗料は、シンナーの臭いが強く環境にも害があるため、使用前にその点を確認しておきましょう。
基本的に、強い刺激臭を伴うものは「強溶剤」タイプですが、刺激が少ないシンナーを使う、環境にも優しい「弱溶剤」タイプもあります。
用途に合わせて木部用塗料を選ぶ
木部塗装では、下記のように、目的に合わせて作られた塗料が存在します。
- 木部用下塗り塗料…木部の下塗りをするための塗料
- 木部用上塗り塗料…木部の上塗りをするための塗料
- 特殊木部塗料…ウッドデッキなど、特殊な屋外木部用の塗料
下塗り塗料と上塗り塗料を選ぶときは、水性タイプ、溶剤タイプなど、塗料の液タイプを合わせることを忘れないようにしましょう。
また、ウッドデッキなど外部木部用の特殊木部塗料には、浸透性の高い水性系のものから、防カビ・防虫に優れている溶剤系のものなどがありますので、ウッドデッキの強度に合わせて選ぶことが大切です。
このほかにも、木部用ウレタンクリヤーなど、木材の自然な風合いを表現できる、木部用の透明塗料もあります。
高い光沢を持つウレタンクリヤーは、仕上がりの美しい艶が特徴的な塗料です。
このように、木部用の塗料も沢山あります。
グラフィティーでは場所や用途によって適切な塗料を選ばせて頂き、施工させて頂いております。
疑問に思った事など、ご相談頂ければ、何なりとご説明させて頂きますので、まずはご相談下さい!!!
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