屋根に塗料を塗ることが屋根塗装です。見た目の美観はもちろんですが、屋根塗装には、屋根を守るための大切な役割があります。このページではその内容を紹介させていただこうと思います。
1 屋根塗装の役割
防錆性が高まります
棟板金やトタン屋根などの錆の発生を抑えます。
防水性が高まる
現在の雨漏りを止める性能はありませんが、将来の雨漏りリスクが低減されます。
屋根材が保護できる
スレートや金属部分の腐食が防止でき、屋根の葺き替え工事が不要または延期できます。
抗菌性が高まる
スレートのコケや、屋根下地部分のカビを抑えます。
遮熱性・断熱性が高まる
夏場は屋根表面から屋根裏や2F室内への熱が伝わりにくくなり、室温の上昇を抑えます。(遮熱性)
また 冬場は室内から屋根表面への熱も伝わりにくくなり室温の下降を抑えます。結果、1年中快適な室温を保つことができます。(断熱性)
2 屋根塗装を怠ると発生する問題点
屋根塗装がいい加減な状態のままで放置されていると、雨漏りなどが起こる危険性が高まりますし、部屋の温度が適切に保たれないなど、暮らしにも悪影響が出てきます。
また、カビや錆の発生も高まることから、放置しておくと結局はあとあと修理などで多額の費用がかかることも珍しくありません。
屋根の塗装代をけちったのが原因で発生した問題を解決するためにそれ以上の費用がかかってしまったというのでは本末転倒なので、できるだけしっかりと屋根塗装をしておいて、屋根の寿命を延ばして、快適な生活が送れるようにしましょう。