初めての外壁リフォーム、不安はないですか?
外壁のリフォームを検討する上では、「外壁材の種類・特徴」を知り、自分の求める外壁材を選ぶことが成功のカギを握ります。
●外壁材の7つの種類
外壁材の種類は主に次の7つに分かれます。
元々、外壁の一番の目的は、その「防水性」にあります。他にも、耐火性、断熱性、遮音性、耐震性、意匠性(美観)など、重要な機能をもつことを押さえておきましょう。
ただし、デザイン、耐久性、メンテナンス性など、全てのニーズを押さえた外壁はありません。各外壁材によって性能や耐久性、コストなど特徴が違ってくるため、何を基準に、どんな目的で外壁材を選ぶのか、よく考えることが大切です。
①窯業系サイディング
窯業系サイディングとは
そもそもサイディングとは、板状の外壁材を総称したもので、工場生産なので品質が安定しているのが長所です。サイディングは窯業系の他に、金属系、樹脂系、木質系の製品があります。
その中でも、窯業系サイディングは、セメント質と繊維質などの原料を板状に形成したもので、近年の住宅でもっとも多く使用されており、70~80%のシェアを誇ります。
コスト・機能性・デザイン性など、他の外壁材と比較しても総合的に優れていて、色柄も豊富、施工も比較的容易なのが人気の理由です。
メンテナンスのサイン
しかし、サイディングには継ぎ目があるので、継ぎ目に使用するコーキング材の経年劣化が欠点です。サイディングの塗膜に劣化がなくても、コーキングに劣化が見られたら改修が必要なので、注意しましょう。
コーキング材が劣化する特徴として、「剥離していないか・変色または褪色していないか・表面がひび割れしていないか・チョーキングしていないか」などの症状を見逃さないことが大切です。
②金属系サイディング
金属系サイディングとは
金属サイディングは金属板を成形・加工して柄付けし、断熱材で裏打ちした外壁材です。
表面の金属板には、溶融亜鉛メッキ鋼板・ガルバリウム鋼板・アルミニウム合金・ステンレス鋼板などが使用され、金属板の種類によって耐久性やコストに大きな差があります。外壁材としては軽量なので、モルタル外壁の重ね貼り(カバー工法)にも使用されます。
メンテナンスのサイン
水の浸み込みやひび割れ、凍害の心配がないのでメンテナンス周期はどれも長めですが、コーキングの劣化や塩害・白錆びなどの症状が見られたらメンテナンス時期のサインです。
③樹脂系サイディング
樹脂系サイディングとは
塩化ビニル樹脂が使用されたサイディングで、重量は窯業系サイディングの約1/10と非常に軽量です。
耐久性や耐候性にすぐれていて寒さや酸性雨にも強く、ひび割れしにくいのがメリットです。また、表面塗装ではなく顔料が練り込んであるため基本的に再塗装は不要といわれています。
オープンジョイント工法を採用しているため、サイディングの短所になる継ぎ目のコーキングも不要なので、メンテナンス性が非常に高いのが最大の長所でしょう。
ただし、耐火性能がなく、単色でカラーバリエーションが少ないのが国内で普及しない理由だといわれています。ちなみに、樹脂系サイディングは、北米では約50%ものシェア率を誇っています。
④木質系サイディング
木質系サイディングとは
木質系サイディングは、素材に無垢の木材を使用したサイディングです。多くは、表面に塗装を施してあるのが一般的です。
このサイディングは、木材を使用しているため火や、強度に不安を抱くかもしれませんが、現在は、無垢の木材に不燃処理を施すことで、防火性や耐火性、耐久性を備えるものが増えています。
また、木質系サイディングのメリットは断熱性に優れ、自然ともよく調和して、木の温もりを感じて暮らせる点です。対してデメリットはメンテナンスコストが、他の外壁材よりもかかる点になります。
メンテナンスについて
ただし、木材は水分を含んだまま長い時間が経過すると、腐食や変色につながりやすい、という点に注意です。
塗膜に劣化が見られたから塗り替えるというよりも、塗膜が劣化する前に定期的に塗り替えることが大切です。それから、定期的な塗り替えを行うとともに、軒を深くして庇を付けるといった雨対策が、木質系サイディングを長持ちさせる秘訣です。
⑤モルタル
モルタルとは
モルタルとは、砂とセメントと水を混ぜ合わせた材料のことです。
モルタルには、十分な防火性があり、継ぎ目がないので、どんな形状の外壁にも対応できるデザインの自由度の高さがあります。そのため、仕上げの工法によって多彩な表情を演出できるのが、他の外壁材にはない大きなメリットです。
ただし、工業製品の外壁材とは異なり、職人の手作業による現場施工になります。そのため、左官工の実力や、仕上げを行なう塗装工の腕、現場での品質管理の良否によって仕上げや耐久性に大きな差が出ます。
メンテナンスについて
モルタルは、適切な施工をした場合、30年以上の耐用年数があるとされています。しかし、長く機能を保つためには、適切なメンテナンスが欠かせません。モルタルの最大の弱点、それは「ひび割れ」です。ひび割れが発生すると、雨水が浸入し構造部分の腐食や雨漏りを引き起こす危険性があるため、補修が必須となります。
他にも、チョーキングや剥がれなど、モルタルで注意すべき劣化のサインは多くあります。仕上げ方法が不十分であったり、使用される塗料のグレードが低いもの場合、カビや汚れがつきやすく、外観だけでなく耐久性も損ねてしまいます。
これらの症状を防ぐためにも、定期的なメンテナンスを行い、塗膜の耐久性に注意すること。そして、モルタルの表面にチョーキングや亀裂・剥がれ・コケ・藻の発生などの症状が出たら、すぐに専門家に診断してもらうことが重要です。
<モルタル壁の装飾工法>
工法①リシン仕上げ
リシン仕上げは、ツブツブした粗い表面で、つや消し効果があり、自然石などの風合いに近いのが特徴です。しかし、安価なアクリル樹脂が使われることが多いため耐久性は高くありません。モルタルのリシン仕上げの耐用年須は、およそ7~8年といわれています。
また、リシン仕上げといっても、複数の仕上げ方があります。
まず一般的な「リシン掻き落とし仕上げ」という仕上げですが、外壁に細かく砕いた大理石などを混ぜたモルタルを塗り、モルタルが硬化する前に引っ掻いて粗い面に仕上げる工法です。
その他の工法としては、骨材(細かく砕いた石や砂)に樹脂やセメント、着色剤などを混ぜたものを吹き付けて施工する工法もあります。
工法②スタッコ仕上げ
スタッコ仕上げは、セメントや大理石、砂などを混ぜた原料を、コテやローラー、または吹き付けによって施工する工法です。この工法は、リシン仕上げよりも厚めに仕上がるので、重厚感や高級感があります。
価格が安く、耐久性が高いのがメリットですが、表面がざらざらした質感のため、汚れがつきやすいのが欠点です。
工法③吹き付けタイル
けい砂、軽量骨材などの原料と、樹脂を混ぜ合わせ、タイルガンと呼ばれる工具で吹き付けたものです。
外壁に多彩な表情を演出できるのがメリットですが、使用する樹脂によって耐用年数が変化するのがデメリットです。
工法④ジョリパット
塗料と砂を混合した砂壁状の塗料で、モルタルの上から塗装する材料です。
この塗料は、下地の変化に追随し、ひび割れしにくいため、耐久性が高いのが特徴です。他にも、カラーバリエーションや仕上げ方法が豊富というメリットがあります。ただし、凹凸があるので汚れがつきやすいことがデメリットです。
⑥タイル
タイルとは
タイルとは、粘土を主成分とした原料を、板状にして焼き固めた外壁のことを指します。
ここでは、タイルのメリット・デメリット、注意点、外壁に貼る工法、について詳しく解説していきます。
タイルのメリット
タイルの最大のメリットは、耐久性に優れている点です。
これはタイル自体が、非常に硬くて傷や摩耗がつきにくく、紫外線による変色や褪色といった経年劣化もほとんどないことが理由として挙げられます。
さらに、ほとんど吸水しないので、汚れにくく、雨の影響を受けにくい素材でもあります。ほかの外壁材と比較しても、非常に優秀です。
また、正しく施工されれば、20年~30年以上の耐久性を発揮します。
タイルのデメリット
タイルには、表面まで埋めた目地と、多少くぼみを残した「深目地」という2つの目地があります。この2つのうち「深目地」というのが、タイルの大きなデメリットです。
なぜなら、深目地の特徴上、雨水が滞留しやすく外壁下地にまで湿気が帯びてしまうため、劣化が早くなってしまうからです。
そのため、「深目地」が使われているタイルは十分注意しましょう。
タイルの注意点
タイルで最も注意してほしいのは「浮き」や「剥がれ」です。
これは、施工不良や継ぎ目、コーキングの劣化が原因で、タイルの裏側に水が侵入してしまうため発生する症状です。そのため、いくらタイルの耐久性が高くても、定期的な点検やメンテナンスは欠かせません。
タイルを外壁に貼る工法
タイルを外壁に貼る工法は、主に2種類あります。
サイディングと同様のパネルを下地板とした「乾式工法」と、モルタルで下地を作り、その上からタイルを貼る「湿式工法」です。
湿式工法は、1枚ずつタイルを貼っていく「圧着張り」や、専用振動工具で張り付ける「密着張り」、ユニットになっているタイルを張り付ける「ネット張り」があります。
乾式工法は、メンテナンス性や耐久性の面で優れている工法です。
メンテナンスについて
ただし、たとえメンテナンスが少ない「乾式工法」を採用しても、下地のサイディングには継ぎ目ができるので、水が侵入しないように注意が必要です。外壁材にタイルを選んだら、浮きや剥がれが起きないように、継ぎ目やコーキングの劣化に気をつけましょう。
⑦ALC
ALCとは
ALCとは、ケイ酸質、石灰質、アルミニウム粉末を主原料とし、高温高圧で蒸気養生された軽量気泡コンクリートパネルのことです。
特徴としては、水に浮くほど軽く、建物に負担を与えません。また、断熱性・耐火性に優れているなど、非常に優秀な外壁材です。
ただし、ALCは多孔構造なので、防水性はほとんどありません。そのため、防水性の機能は仕上げ材に依存しています。
もし塗装仕上げに使われる塗料に防水機能がなければ、ALCは水を吸水してしまい、内部から外壁が崩れてしまいかねません。そのため、ALCの塗料には防水性、耐久性の高い塗料を必ず使用しましょう。
メンテナンスについて
また、ALCにはパネルの継ぎ目があるので、継ぎ目のコーキングが劣化してしまうと防水性が低下して、雨漏りの原因になります。
そのため、定期的なメンテナンスでは、塗膜だけでなく、コーキングが劣化していないか確認することが大切です。
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