グラフィティーの情報通信 塗装に関するマメ知識やイベントなど最新情報をお届けします！

おはようございます！
浜松市の外壁塗装・屋根塗装専門店のグラフィティーです。
 

今回、外壁塗装の際の「ケレン作業」についてお話させていただきます。
皆さまはケレンという作業についてどれぐらいご存知でしょうか？
きっとケレンを知らない方の方が多いかと思いますが、
是非、この作業の重要性を理解していただいた上でグラフィティーで外壁塗装工事を行って頂きたいです！
 

1.ケレン作業は外壁塗装でとても重要
 
外壁塗装を依頼し お見積書に目を通した時や、業者の方とお話をしている時など
専門的な用語が書かれていたり、言われても何だか分からない作業があるかと思います。
 
そして、ケレン作業も その中の一つではないでしょうか？
また 文字だけを見ていると、そんなに重要性の高いモノには感じないですよね。
 
「ケレンとはどの様な作業？」「なぜ、ケレンが必要？」「ケレンを行わなかった場合、どうなってしまうの？」
中には、この様な疑問を抱く方もいらっしゃるかと思います。
 
では、ケレンとは外壁塗装において どの様な役割を見っているのか、以下よりご紹介いたします。
 
2.ケレンとは
 
ケレン作業とは、塗装面に付いているサビや汚れ、中途半端に剥がれている塗膜、
そして、劣化した古い塗膜を落とす作業の事を言います。
 
基本的にケレンは、外壁塗装を行う工程の中で 塗装作業の前に行います。
 
何年・何十年もの間、雨風に晒されて錆びてしまった箇所や、汚れなどを落とすことにより
外壁塗装の仕上がりが キレイで長持ちするようになります。
 
なので外壁塗装の美観や耐久性において、非常に重要な作業となります。
 
3.ケレン作業の重要性
 
ケレン作業は、外壁塗装の基礎となるとても大事な工程です。
 
はじめに 鉄部においては、「サビをしっかりと落とすことが重要」というのは、何となく分かっても
木部にはサビが生じない為、「ケレンは必要ないんじゃないか」と思うかもしれません。
 
しかし、実は木部には 毛羽立ちが起きていたり、凹凸がある場合がございます。
 
その凹凸も、ケレン作業を行うことにより 綺麗で滑らかな状態を再生できます！
 
そのうえ、古い塗膜などであれば 見た目には支障がないため「上から塗り直せば良いのではないか？」
と 疑問に思う方がいらっしゃるかと思います。
 
しかし、この古い塗膜の上から 新たに塗料を塗っても、密着性が非常に低下してしまう為、
本来１０年持つはずの塗料も、僅か３年程で剝離が生じてきます。
 
以上の内容をまとめた ケレン作業の役割とは、
 
◆ 外壁塗装の密着性を高める
◆ 外壁塗装の寿命を長くする
◆ 外壁塗装の美観を向上させる
 
どれも、仕上がりに影響を与える内容です。
 
なので、その与える影響は全て 外壁塗装にとって重要なものとなります。
 
ケレン作業はこの通り、外壁塗装を行うにあたって 非常に大事な役割を担っておりますので、
ケレン作業無しに外壁塗装を行うなど、絶対にあり得ません。
 
中にはケレン作業を面倒くさがって手を抜く業者もいますので要注意です!!
 
4.外壁塗装で行うケレンの種類
 
●一種ケレン
一種ケレンは一般家庭では施されないケレンの種類です。
科学的な処理や、ブラスト工法といい サビや旧塗膜を十分に取り除き
キレイな金属面にする事によって、塗装を施しやすくする方法です。
しかし、ブラスト工法では騒音や粉塵・環境などへの配慮が必要とされていますので
一般住宅で一種ケレンが必要となる場合は、取り換えてしまうパターンがほとんどです。
 
●二種ケレン
二種ケレンは、サビや腐食が酷く進んでいる場合に行うケレンの種類です。
電動工具を用いて、徹底的にサビや旧塗膜を全て取り除き、外壁塗装の美観を向上させます。
 
●三種ケレン
三種ケレンは、手作業で行われる一番頻度の高いケレンの種類です。
全ての外壁が サビていたり劣化している訳ではなく、サビや塗膜の劣化がまだらな状態の外壁に行われるのが三種ケレンです。
劣化していない箇所は残し、手作業や電動工具を用いて、サビ・劣化箇所にブラッシングをかけます。
この三種ケレンは、一般住宅の外壁塗装で 最も行われる事が多いケレンの種類です。
 
●四種ケレン
四種ケレンは、外壁の状態が良好な際に 行われるケレンの種類です。
電動工具などは使用しないで、紙やすりなどを用いて行います。
凹凸がある部分を磨く程度で、サビや劣化がほとんど見られない 良好な外壁状態の時に四種ケレンを施します。